人生BBSより

 

アキラさん
ジャンバールさん
マカオの竜さん

の書き込みを一部
編集の上で掲載
させて戴きました。

 

心機一転・・『アキラ』真髄 ! ・ジャンバール- 2005/06/04

子供の頃、憧れて週末の夜、親と楽しんだ日活映画・・とりわけ大好きだった『アキラの映画と歌』。そんなDVDが大量に出され、ビッグ記念コンサートが終わり、その存在が再現されてけっこう満足させてもらえた。
時代を楽しませてくれた過去の大スターが歳月と共に自然と消え、姿を見せなくなって行く現実。
『小林旭』って何者?自分はスターじゃないって?・・66歳だろ(笑 )
信じられない!一時の記念イベントで終わるかと思ったら・・来年辺りまでフィーバーしそうじゃない。
ファンとしては最高に楽しいけれど・・ね。
『アキラ』は常々お金を払って来てくれるファンのため、ファンを大事にと・・俺はプロだという意識で頑張ってくれている。
このサイトはすごくファンの心が集結されている。
そういう期待に応え、ここまで反映されてきて嬉しいことだと思うがファン心理で関わってくれるプロデューサーの気持ちが大きな力になっていると思う。
もう一つ言えることは・・いくらお神輿担いでも神輿に魅力がなければフィーバーは起きない。
50年の蓄積の中、北から南まで日本全国『小林旭』を忘れてない人たちが・・昭和30年代の我々ファンやコミカルソングで最近知った若者ファンまで。とにかく魅力があるんだ。貴方はやはり存在感たっぷりのスター。いつでも蘇れるすごさ!今、他に比較すべくもない大スターなんです。歳を忘れて、もうしばし・・今一度、あの昭和30年代半ばの日本全国を『アキラ』一色にしたすごさを思い出して再び楽しませてもらいたい。あの頃のフィーバー振りは正直言って今比較できるものはない!

 

Re:心機一転  ・アキラ- 2005/06/04

 昭和40年代の「スター」小林 旭の大活躍、世のフィバーぶり、どれをとっても今の“ローカル”化した(ひいきの芸能人が各人の好みで分散している、という意味)「スター」さんに比較できない凄い存在だったのですから。日活ダイヤモンドラインの中で、旭ほどシネスコ画面をタテヨコ縦横に使いこなしたアクションスターは、おりません。渡り鳥、流れ者、賭博師、あいつ、旋風児、○○遊侠伝…
 これほどのシリーズを可能永続したスターが、いますかね?「マンネリ」「無国籍」旭の本質をみないボケた評論家の中傷を、ファンは映画を見、喝采を送ることで、蹴散らしてきました。一作一作に工夫を凝らし、ファンを堪能させる「本物」のアクションを展開する旭の映画スターの心意気こそ、これら多数シリーズを持続させた秘訣でした。一方「放浪のうた」「意気に感ず」「さぶ」等に見せる単純アクションスターという「マッチョな」風評をふっとばす演技者「小林旭」の実像を、我々ファンは熱く支持してきたのです。今も昔も、“旭映画を見ずして旭を語る”一部マスコミとこれに乗る庶民は(彼の力量と人気を妬んで)あとを絶ちません。しかし、私の友人が素直に旭の力を認めるごとく、50年を経た今、率直に旭を応援しようという輪が広まっています。昔を知る私も今の世相を素直に喜びたいと思います。多分旭を認め、最も恐れたのが、裕次郎だったと思うのです。50年に至った今私が夢想するのは、東映さんで旭を軸に集められるスターさんを結集したアクション映画を造れんだろうか、ということ。「ゴッドファーザー」のような大河ドラマ、旭は「マーロンブランド」の役割、監督はモチロン齋藤武市氏で決まりですな。何なら日活スタッフ総集合で日活さん、造ってくれませんか。ああ、夢です。

 

どうも・・アキラさん ・ジャンバール- 2005/06/05

 昭和35、6年頃は看板も雑誌もみんな旭でなくアキラでしたね。愛称として呼び捨てされてましたね。アキラさんもいいHNにしましたね、最高のこだわりが伝わってきます。
僕は渡さん世代ですから、いくらかアキラさんは大人に近い目で当時の記憶を持たれているかと思います。
すごかったですね!カッコよかったです。本当に全盛期のフィーバー振りというのはスター数あれど裕ちゃんのマスコミ操作を含めたデビュー時期を超え・・映画はもちろん、雑誌は常に満載、巷を歩けばアキラの歌が流れてない日はない状況。
今、比べられる物ありませんよ。それだけ良き時代でもあったんですね。娯楽の対象がスターに求められていたんですね。
僕は全盛期を過ぎてもわき目もふらず離婚後の凋落時からですら、いつか出てくる。嫌な話題で取り上げられても・・いい話題で必ず復活するとじっと信じていた口ですが。
きっとアキラさんは僕以上のお気持ちだったでしょう。本当に映画の内容も詳しいですしほとんど見ていらっしゃるなと思います。お世辞でなく思い入れもこのサイトでは一番に感じられます。そういう大ファンの方と知り合えるのは本当に嬉しいです。
記念映画ですがおっしゃったような内容で1本作りたいですね。
今の映画会社では無理ですから・・草の根運動では届かないでしょうから(笑)アキラ自身に作らせましょう。スポンサーを集めさせ、名だたるキャスト・スタッフを集結させて・・国外関連も提携させてもいいですね。それに宣伝媒体を網羅して必ずやヒットさせ、記念に残る作品を作らせたいと思います。可能性はありそうな気がします・・アキラの性格上、これをやらなきゃ俺の50周年は終わってないと言いそうです。(笑)

 

恥ずかしいですが・・・ ・アキラ- 2005/06/05

>ジャンパールさん
過分のおほめにあずかり、恥ずかしい限りです。有難うございます。
>渡さん
「赤い夕陽の掲示板」でご紹介頂き、恐縮です。ほとんど私と同じ時代の感慨を述べられたジャンパールさんに嬉しくなって、また私の年来の想いを書かせて頂いた次第です。
 さて、むろん私も日活時代ばかり旭を追っかけていたわけではありません。「青春の門」でボタ山から颯爽と登場する旭に、全身ゾクゾクっっとする感激を覚えました。あの映画では吉永小百合を完全に食ってましたね。「多羅尾伴内」のかっこよさは、他の東映スターさんには真似できませんな。極めつけは「仁義なき戦い」の武田 明です。もう主演が菅原文太とは到底思えない存在感は、多くの方が指摘する通りでしょう。ただ、東映さんは任侠映画で小林旭の魅力を十分に引出していませんね。(「修羅の伝説」くらいかなあ。)残念ながら日活の「片目の一本松」のような個性を引出せずに終わったと思います。そういう中でも小林旭は「全力投球」「一所懸命」でした。私の「50周年記念映画」のこだわりは、あきらめませんぜ。今日活株譲渡を巡る問題が浮上してます。巷では洋画会社が「1500円DVD」販売を断行してます。この際素晴らしい「昭和の遺産」として「ダイヤモンドライン100選」(仮称。またファン投票によって裕次郎、旭、赤木、錠、和田浩治、えーい吉永小百合も!100本選んで廉価のDVD)を大いに販売してはどうでしょう。日活さん。新しいファンが日活を応援してくれますよ。これまた旭映画にこだわる、アキラの独白でした。よろしくウ!!

 

「青春の門」から「仁義なき戦い」…ジャンバール- 2005/06/05

 日活スターを離れて、共に印象深い存在を見せましたね。
やはり、どこでもスターはスター。どのスクリーンでもカッコいい。一目おかれ輝く場を提供されてました。もっとも、それでなければ使う意味がないですものね。(笑)
日活時代はスター一人で成り立った映画。縦横無尽な大暴れアクション。他社作品ではそれなりのスターとの共演。おのずと抑えた演技でここぞというパンチのきいたアクション。大きく違う要素で再発見。アキラの演技力が見直され・・画面を占有する存在感、誰が主役?だんだん見てるとアキラが主役に見えてくる。誰もが思ったことでしょう。
大部屋時代からの喧嘩相手の浦山監督のたっての願いに応えた男気のアキラ。大きくなる人は大きくなる人と通じてるんですね。
菅原文太の脇で何で俺がヨイショしてやるのと乗り気でなかったアキラ。これもプロデュサーとの付き合いから男気で応え、見事に主役を食っちゃいました。内心そう思っていましたけど爽快でしたね。売れない端役時代の文太がやっと主役を張り、スター街道のアキラに肩を並べ共演。当時11PMでサービス精神旺盛のアキラが寸劇アクションを披露した時、せせら笑った文太に大分のぼせ上がってるなと思いましたが・・アキラの大きさがまだ見えてなかったんでしょう。大スター共演が少ないのは食われる恐れを皆、知っていたということで・・相手が光っちゃ面白くないですもの。(笑)それとなく認められていたというか敬遠されてた感じですね。
娯楽映画の大スターは何人か出ましたが大きくファンを獲得した代表はやはりアキラと裕次郎で日活ですね。この要因はハッキリしてます。歌です、ヒット曲の多さです。いみじくも勝新太郎が言ってました。アキラはいいよな、歌があるから・・って。
ちなみにアキラ以外では同じシリーズ物をこなした彼に魅力を感じますね。1本共演して欲しかった、あと若い頃のトニーとの共演も1本あったらなとつくづく思います。

 

君は恋人と対決するのは誰だ…  マカオの竜- 2005/06/06

 赤い夕陽の掲示板でご指名いただきましたので黙っているのも礼儀に反するかなと思い、反応させて頂きます。マカオの竜を他に名乗られる方がおられましたら早とちりとなりますが、ご容赦願います。浜田光夫の復帰作「君は恋人」でレコードディレクター の役をワンシーンのみ演じています。自身の曲吹き込みのさいは
どうだったんでしょうか。演歌の竜がコロンビア、クラウンとずっと就いていてくれたとは思いますが、映画の撮影後深夜にもならんとすることがあったと聞き及んでいます。豪快な遊びに金がなくなるとレコード会社が持ってきてくれたとご自身の著作にあります。レコードディレクターの役は自分の環境の投影だったんじゃないかと、監督役の裕次郎と比し適役だったと今になればおもうのです。オールスター映画でしたからキャスティグの妙を感じているのは私だけでしょうか。なにげない小さな役に個性が生かされていたんだと、特に高橋英樹の巡査役との違いは二人の共演作を思い浮かべると感慨ひとしおです。今月は対決が放送されます。ぜひ落日の歌の扱いとともに二人を普段とは違う目で確認してはいかがでしょうか。旭映画とともに青春があった老ファンからの提言です。

 

英樹に旭は超えられない !  マカオの竜- 2005/06/07

 上の書込みに訂正と補足をさせてください。ジャンバールさんからのご指名と記載もれ、演歌の竜を艶歌の竜と訂正させてください。高橋英樹との共演作は日活の興行面及びご本人のスターとしての確立をねらったものとおもっています。俺たちの血が許さない、対決、爆破3秒前、決斗 遊侠三国志 鉄火の花道、嵐の果し状等々と続いていきます。君は恋人は決斗の前の作品ですが同一場面にでているわけではありません。対決で同等に近い、どちらかといえば、本筋からみると旭のほうが満州常として脇にまわっている感があります。
 それでもスターとしての格はぐうんと上だぞというのが、君は恋人のキャスティングにでているのだといいたかった。なのになんだか意味不明になっているようで申し訳ありません。それ以降も作品の上では同等の扱いでも高原児でデビューした英樹には旭は抜けない、大きな存在だと言っておきます。といってご本人が抜こうと思っているんではなく、いち観客のおもいだけと英樹ファンの方がみておられたらご理解ください。そういう背景をもって対決を見て欲しい。そしてトラックスの音声だけではわからない映像とのからみで「落日」を聞いて欲しいと、くどいこと承知で補足させてください。わがアキラは永遠にスターなのです。 (敬称略)

 

ターゲットは『小林旭』ですね! ・ジャンバール- 2005/06/07

本当に熱いです、それぞれの思い入れに自然と伝わるものがあります。僕は子供心にもかなりアキラに影響を受けました。本当にその存在は頭から離れなかったです。

>マカオの竜さん
熱意のあるコメントを何度かロムさせていただきました。
僕も「対決」〜「鉄火・・」まで連続して封切り日に学校休んで見に行ってた記憶があります。
ちょうど、同じ頃で「赤道・・」の時もそうでした。映画館に入るまで期待でワクワクだった思いがあります。
思い出多いお話よろしくお願いいたします。
>アキラさん
特別コーナーでの内容読むたびに・・すごいな、僕もアキラには拘ってきましたけどアキラさんはキャリアも上ですし詳しくて、読んでますと当時を思い起こされます。
同世代以上の皆さんのお話は目が釘付けになりますね。
リアルで思い起こせますから。笑
渡さんがいつも仰ってた「アキラのサイト作っちゃえ」と・・思い、ここまで来て。僕のような傍観者として嬉しいのとともに感心いたしております。昨年からの大きな流れの変化には・・サイトに参加いただいた佐藤さんの貢献が大きいと思います。ファンの立場でと言う気持ちがなにより心強いと思います。佐藤さんも「小林旭」には当然ながら個人的拘りが強いことでしょう。今はもっとも忙しいでしょうが・・手が空いたら、ここでそんな拘りのコメントも聞いてみたいですね。よろしく!

 

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