DISC.1
01.宇宙旅行の渡り鳥
02.自動車ショー歌
03.ウィンチェスター73
04.恋の世界旅行
05.赤道を駈ける男
06.赤い流れ星
07.ギターを持った渡り鳥
08.北帰行
09.黒い傷痕のブルース
10.さすらい
11.恋の山手線
12.スキー小唄
13.涙は俺のもの
14.ギターかかえたひとり旅
15.恋の花に気をつけな
16.アキラでツイスト
17.アキラでボサ・ノバ
DISC.2
01.昔の名前で出ています
02.ついて来るかい
03.ごめんね
04.純子
05.北へ
06.さすらいの道
07.もう一度一から出なおします
08.霧の都会(まち)
09.女房きどり
10.麻衣子
11.私の名前が変わります
12.夢ん中
13.オロロン慕情
14.さよならは旅のはじまり
15.昔の名前で出ています(ライヴヴァージョン)
16.純子(ライヴヴァージョン)
17.ごめんね(ライヴヴァージョン)
18.熱き心に
《思い入れのある曲の構成》
2004年当時を前提として捉えた場合、このアルバムの曲の構成は小林旭さんの魅力を見事に捉えた構成と言えるでしょう。それまでの「ゴールデン・ベスト」と名の付くアルバムにありがちな「昔の名前で出ています」を核とした構成で変わり映えしない似たような構成ばかりでした。
1枚目のディスクは、アキラ節と渡り鳥・さすらい歌の構成。1曲目に『宇宙旅行の渡り鳥』続いて『自動車ショー歌』『ウィンチェスター73』『恋の世界旅行』『赤道を駈ける男』『赤い流れ星』となる構成の本アルバムは「さすがに、わかってらっしゃる」と思わず言いたくなるような旭さんに対する思い入れのある構成だと思います。
つづく『ギターを持った渡り鳥』『北帰行』『黒い傷痕のブルース』『さすらい』までは映画主題歌であり、『恋の山手線』『スキー小唄』はシャレ歌。『涙は俺のもの』『ギターかかえたひとり旅』『恋の花に気をつけな』は、他のベストアルバムには採用されない曲ばかり。『アキラでツイスト』『アキラでボサノバ』とリズム歌謡で締める。
2枚目のディスクは、夜の世界の男と女が中心のラインナップ。ライヴヴァージョンが3曲挿入されているのがうれしい。
★歌詞ブックの最終ページに制作スタッフ名があり、資料協力として管理人の名前とサイト名が掲載されています。