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《ギターを持った渡り鳥》が主題歌・挿入歌の映画
1.ギターを持った渡り鳥(1959.10.1)
2 .渡り鳥いつまた帰る(1960.4.23)
3 .赤い夕陽の渡り鳥(1960.6.29)
4 .大草原の渡り鳥(1960.10.12)
5 .波濤を越える渡り鳥(1961.1.3)
6 .大海原を行く渡り鳥(1961.4.29)
7 .渡り鳥北へ帰る(1962.1.3)
8 .渡り鳥故郷へ帰る(1962.8.12)
9 .投げたダイスが明日を呼ぶ(1962.2.13)
10.不死身なあいつ(1967.1.14)
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《さすらい》が主題歌・挿入歌の映画
1.南海の狼火[のろし](1960.9.3)
2 .大暴れ風来坊(1960.11.16)
〔「さすらいの唄」と表示〕
3 .風に逆らう流れ者(1961.4.9)
4 .渡り鳥北へ帰る(1962.1.3)
5 .さすらい(1962.2.3)
6 .遙かなる国の歌(1962.7.15)
7 .さすらいの賭博師[ギャンブラー](1964.8.5)
8 .黒いダイスが俺を呼ぶ(1964.10.30)
9 .さすらいは俺の運命(1965.4.3)
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★ 女を忘れろ ★
思い出なつかしいデビュー曲です。
その当時のことを作曲家、 船村徹は「哀愁のメロディー」
という作品集の中で次のように語っています。 「ある晩、
銀座裏の酒場で、コロムビアのディレクターにひとりの 若
い俳優さんを紹介された。 その青年は小林旭と名のった。
日活の新人で目下、明日のチ ャンスを待って精進中だとい
う。 翌日、会社に呼んで声を聞いてみると、なかなかおも
しろい テノールで、なんとか歌謡曲もコナせそうであった
。」 (以下略)
「女を忘れろ」 は、いかにもマイト・ガイ、アキラにぴっ
たりのパンチをきかせた歌で、彼の若さをよく表現した曲
でした。レコードが発売されてから映画化されました。
もちろんアキラの主演で浅丘ルリ子、南田洋子、牧真介共
演。昭和34年1月28 日封切になりました。
【管理者コメント】
乾いたドラムの音がバシバシ鳴り、ミュートトランペット
がメロディーを奏でるイントロからはじまるこの歌は、女
にフラれた時に滲みる歌ですね。「やけにしんみりする夜
だ」ほんとにしんみりしてしまって、その後の間奏にまた、
乾いたドラムの音と追いかけるようにミュートな音が重な
り……「くそっ」という気持ちになって、本当に忘れよう
と何故か街へ飛び出してしまいたい衝動に駆られた…
ある日の私でした。
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★ ダイナマイトが百五十屯 ★
アキラはマイト・ガイというニックネームで売り出されま
した。「爆男児」とか「ダイナマイト野郎」という意味だ
と思います。そのニックネームにふさわしい歌をと言うの
で、関沢新一、 船村徹の作詩、作曲コンビが作ったのが、
この「ダイナマイトが150屯」といういかささかブッソー
な歌でした。ロック調の流行歌でアキラが 若さとパンチの
きいた歌をきかせてくれます。
【管理者コメント】
この歌を歌っていたら、学校の先生に叱られ、親にも叱ら
れた憶えがあります。こんな楽しい歌をどうしてと思い、
子供達ばかりの時には大合唱になった時もある。
そんな時には決まって一人、歌い方を注意するのが出て来
る。「……しゃくなこの世の…」そこの勢いが弱いとか、
「ダイナマイトが……」の息継ぎが遅いとか……。
ガキのくせに歌詞の内容もわからず、一人前にケチをつけ
る。そしたら、ここぞとばかりに別の歌を歌い出すのが出
てくる。
まったく、カラスの野郎気をつけな!
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★ 十字路 ★
夜更けの十字路、悲しい別れ。はかない二人の恋の終わり
を嘆くように街の灯りが夜霧の中にうるんでいる。西沢爽
作詩、遠藤実作曲の哀愁のブルースをアキラがしみじみと
情感をこめて歌っています。
(レコード発売昭和34年7月)
【管理者コメント】
上記にもあるようにしみじみとした曲で、私にとっては
「女を忘れろ」と対をなす歌です。別れた女の未練を思
い切り引く曲ですね。
同じくフラれた気分(彼女の様子がおかしい時など)の
時には気持ちいいくらいに思い切り応えたものです。
私の中でベストテン圏内にランクされる曲です。 |
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★ 銀座旋風児 ★
この映画は神出鬼没の正義の味方、マイト・ガイ、アキラ
のスーパーマン的な活躍を描いた都会調アクション・ドラ
マ。浅丘ルリ子、白木マリ、青山恭二共演、総天然色、
昭和34年9月20日封切。
「旋風児シリーズ」は、これを第1話として「銀座旋風児・
黒幕は誰だ(第2話) 「銀座旋風児・目撃者は彼奴だ(第
3話)」など続々と連続映画的に制作されました。
主題歌は夜更けの街に聞こえてくる口笛ではじまります。
口笛のイントロが終ると一転してパンチのきいた歌がはじ
まり、歌が終るとまた口笛の昔が夜更けの街を遠ざかって
行くという大変こったアレンジになっています。
(レコード発売昭和34年10月)
【管理者コメント】
イントロの口笛でガーンとやられて「風が呼んでる…」で
パンチを入れられた気分。
この曲と映画を見て、すっかり銀座旋風児気分になって、
ガキのくせにソフトをかぶり、ステッキを持って走り回って
ました。今も気分はあまり変わりません。
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★ ギターを持った渡り鳥 ★
マイトガイ・アキラの人気を決定的なものにした渡り鳥
シリーズの第1弾「ギターを持った渡り鳥」の主題歌。
ところは北海道、ギターを肩にやって来た渡り鳥の滝伸
次が港町に巣くう悪の一味をほろぼして再び何処へとも
なく旅だってゆく−。アメリカ西部劇の名作「シェーン」
の日本版のような映画で一部の批評家から無国籍映画と
酷評されましたが、一般の観客には大変受け第8話まで
続々と製作されました。
浅丘ルリ子、中原早苗、渡辺美佐子、宍戸錠、二本柳寛
ほか共演、総天然色、昭和34年10月11日封切り。
(レコード発売 昭和34年11月)
【管理者コメント】
このアルバムに「口笛が流れる港町」が含まれてないのが
残念ですが、本編でも渡り鳥シリーズ2作目の『口笛が流
れる港町』のみ、この曲が使われていません。これは企画
のみが先行し『ギターを…』との製作期間がさほど無かっ
たからでしょうか。「口笛が…」とこの曲は「渡り鳥シリ
ーズ」における2大曲と思います。
ちなみにこの時期、『ギターを…』(10月)『波止場の
無法者』(11月)『銀座…黒幕は誰だ』(12月)『口笛
が…』(翌年1月)『やくざの詩』(同1月)『海から来
た流れ者』(同2月)……以後、ほぼ毎月公開のハードス
ケジュールだったようです。こりゃ、凄い!
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★ ダンチョネ節 ★
アキラは日本の民謡や俗謡が好きで、またよく知っていま
した。そこで立てられた企画がアキラの民謡シリーズ。
ただし昔のままの民謡、俗謡ではおもしろくない。歌詩も
現代風に新しくして、編曲は大いにジャズる。
そして「渡り鳥シリーズ」 「流れ者シリーズ」のロケーシ
ョンに行く地方の歌を映画の中に主題歌として使うという
ことになりました。
その民謡シリーズの第1作「海から来た流れ者」に使われ
て大成功を収めました。浅丘ルリ子、葉山良二、川地民
夫共演、総天然色、昭和35年2月28日封切。
(レコード発売昭和35年3月)
【管理者コメント】
『海から来た流れ者』での歌詞は「可愛いあの娘の」部分
が「かわいアンコの」と歌われています。ドラマの舞台が
大島であることを考えればうなづけますね。
それに2番の歌詞が「赤い椿が」で始まることからも、そ
う考える方が自然ですね。機会があれば一度、本編で聞い
てみて下さい。
レコード化にあたって修正されたのでしょう。
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★ ズンドコ節 ★
アキラの民謡シリーズの第1作「ダンチョネ節」が予想以
上の成功を収めたので、引続いて発売したのがこの「ズン
ドコ節」と「鹿児島おわら節」の2曲です。2曲とも流れ
者シリーズの第2作「海を渡る波止場の風」の主題歌とし
て映画の中で使われました。この映画のロケーション地は
鹿児島だったのですが、折から新婚旅行中だった島津ご夫
妻とぶつかったので、鹿児島の街はテンヤワンヤの大騒ぎ、
群集整理にかり出されたお巡りさんも島津夫妻組と小林、
浅丘組に分かれて整理にあたったというエピソードもあり
ます。浅丘ルリ子、宍戸錠、白木マリ、総天然色、昭和
35年5月28日封切。
(レコード発売 昭和35年6月)
【管理者コメント】
アキラの民謡シリーズとして大ヒットした曲ですね。映画
の中では、いつものようにキャバレーでこの曲を歌います。
よく言われることですが、アキラが歌う間、悪者たちはそ
れをじっと見ている…というのがおかしいということです
が、そんなことはかまわずカッコよかったですね。
また、これがないと「渡り鳥・流れ者」ではないですから
ね。この歌は当時、このモダンなリズムで踊った人たちも
います。
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★ アキラのツーレロ節 ★
渡り鳥シリーズ第4弾「赤い夕陽の渡り鳥」の主題歌とし
て「会津磐梯山」との組み合わせで発売されました。
この映画は裏磐梯に現れた渡り鳥滝伸次が、例によって不
正と暴力に向かって敢然と立ち向かうという豪快なアクシ
ョン物、浅丘ルリ子、宍戸錠、伊藤孝雄共演、総天然色、
昭和35年7月2日封切。
(レコード発売 昭和35年7月)
【管理者コメント】
いわゆる俗謡を元にした歌です。歌詞の内容はよく聴くと
あぶなっかしいですね。
「濡れているだろ こちをお向き」と思わせぶりな詩で
「背中合わせの雨やどり」と落とします。
なかなか意味深ですね。
歌詞が手元にあれば確かめて下さい。
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★ さすらい ★
流れ者シリーズ第2話「南海の狼煙」の主題歌です。
この映画は四国の宇和島を舞台としてアキラの扮する流れ
者、野村浩二が繰り広げる義侠と恋のアクション・ドラマ。
四国ロケによる画面の美しさ、胸のすくようなクライマッ
クスの乱闘、全編を流れる主題歌の哀愁はアキラ・ファン
を熱狂させたものです。
相手役は浅丘ルリ子、共演宍戸錠、白木マリ、岡田真澄、
菅井一郎ほか、 総天然色昭和35年9月3日封切り。
ところでこの主題歌には原曲があったということをご存知
でしょうか。それは「ギロハの浜辺」といい太平洋戦争中、
南方戦線に派遣された将兵の間で愛誦されていた歌です。
戦後この歌が内地に伝わり、植内要という青年が採譜した
ものをもとにして作曲家狛林昭一が手を加え、西沢爽が新
しく作詩してできあがったのが「さすらい」だということ
です。
(レコード発売 昭和35年9月)
【管理者コメント】
上にも掲げていますが「ギターを持った渡り鳥」と双璧を
なすこの歌も流れ者シリーズ以外でも映画の中でよく使用
されています。
この歌を好きなのは、圧倒的に男性ですね。私も何度も口
ずさみ、頭の中でメロディーが流れたことか。自分が何か
に追いつめられた状況の時には、この歌が頭の中に浮かぶ
のです。「…どうせ死ぬまで ひとりひとりぼっちさ」
私にとっては「落日」とともに決して忘れられない歌です。
この歌を歌うと却って勇気づけられたりします。
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★ アキラのホイホイ節 ★
「ダンチョネ節」「ズンドコ節」「会津磐梯山」「ツーレ
ロ節」に続くアキラの民謡シリーズ第5曲 目にあたる作品。
流れ者シリーズ第4弾「大暴れ風来坊」の主題歌として作ら
れたものです。 浅丘ルリ子、宍戸錠、白木マリ共演、総天
然色、昭和35年11月12日封切。
(レコード発売昭和35年9月)
【管理者コメント】
最近、ビデオで裕次郎さんの「あした晴れるか」を見ていた
ら、飲屋街のシーンで、この曲が流れてました。昔はけっこ
うあちこちの街角で色んな音楽がながれていたような…。
今は規制が多くて商店街とかショッピングセンターなどのビ
ル内くらいでしょうか。
この曲はタイトル通りに思わずホイホイしてしまいそうな楽
しい歌です。「とってもさってもホイなんだ…」って意味不
明、だから楽しい。
「イカレちゃったとこう来ちゃう 好きなあの娘に逢ってか
ら俺のお熱は8度5分 すぐにゃなおせぬ恋のキズ」
ラストは、ほんとにホイホイといいながら遠ざかって行く。
やっぱり、あの甲高い声だからいい!
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★ 黒い傷痕のブルース ★
昭和35年ごろヒットしたJ・ンャハテル作曲「黒い傷痕の
ブルース」の日本語盤として吹込みされたもの。アキラに
はピッタリの憂愁のメロディーです。
このブルースと同じタイトルで小林旭、吉永小百合分の初
顔合わせにより映画化されました。ミナト横浜を背景に暗
い過去を持つ男と清純なバレリーナとのはかない恋都会的
ムードとアクションで描いた映画でした。
大坂志郎、神山繁、郷エイ治共演、 総天然色、昭和36年
12月封切り
(レコード発売昭和36年4月)
【管理者コメント】
この頃にラジオのヒット番組で「L盤アワー」「S盤アワー」
というのがありまして、ガキのくせにこれに夢中になってま
した。どっちがどうなのかは子供だったのでわかりませんが、
いわゆるポピュラーミュージックばかりを流す番組で突然、
この曲が流れたのでびっくりしたのを憶えています。一時は
J・シャハテルのオリジナル曲と同時に流れたことがありま
す。
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★ 北 帰 行 ★
うたごえ喫茶からつぎつぎと新しい歌がヒットして、レコー
ド全社も顔負けという年がありました。昭和36年のことで
す。「北帰行」も歌声ブームの中から生まれて来たヒット
・ソングで、このほかには「北上夜曲」「山のロザリオ」
などがありました。
「北帰行」は「渡り鳥シリーズ」の最終作品「渡り鳥北へ
帰る」の主題歌として使用され、この映画は昭和37年1月
3日封切になりました。
【管理者コメント】
大ヒットした曲なので特に書くこともないのですが、あまり
にもポピュラーになりすぎたのと、歌詞の内容が美しいので
個人的には抵抗があります。どちらかというと、優等生的な
曲ですね。時を経て、様々なアレンジバージョンがあります
が、やはり聴くことが少なくなった元の曲が一番いいですね。
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★ 惜別の唄 ★
「北帰行」と同じくうたごえ喫茶から流行りだし、若い学生
たちに愛唱された歌です。 島崎藤村の「若菜集」の中に、
「高楼(たかどの)」 という詩があります。8節からなる詩
で、嫁ぎ行く姉と妹が別れを惜しむ歌ですが、この中の3節
だけを抜粋して「惜別の歌」と名づけたのがこの歌です。
「初恋」と同じように明治時代のカラーがほのかに匂うよう
な作品です。小林旭、笹森礼子主演で映画化されました。
総天然色、昭和37年5月20日封切。
(レコード発売昭和36年10月)
【管理者コメント】
これを聴いて「若菜集」を読みました。上の解説の通りで、
他にも歌にできそうな詩もあります。でも、妹が姉を思って
とありますが、そうでしょうか。私の思い違いかも知れませ
んが、藤村自身(つまり弟)が高楼に昇り姉を送る詩だと理
解していますが、勘違いだったらごめんなさい。
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★ サーカスの唄 ★
旅廻りのサーカスの姿をこの歌くらい見事に描いたものはあ
りません。昭和8年、ドイツのハーゲンベック・サーカス団
が東京大博覧会のために来日、その宣伝用に作られたという
歌ですが、博覧会は柊り、ハーゲンベック・サーカスは帰っ
てしまっても、長く日本のサーカスのテーマ・ソングとして
ジンタの音楽と共に残りました。
アキラの吹込んだこのリバイバル・ソングは、 「さすらい」
という映画の主題歌としてでした。 この映画はサーカス団を
テーマとした物語で、
彼は初顔合せの松原智恵子と空中プラ
ンコ乗りに扮して好演しました。
沢本忠雄、平四大三郎共演。 総天然色、昭和37年2月4日封
切。
(レコード発売昭和37年2月)
【管理者コメント】
これはもう、哀愁を帯びたアキラのキャラクターにぴったり
の歌ですね。オリジナルは「松下??」さんだと思うのです
が、その間延びした歌声より、こちらの途中でアップテンポ
になるところがサーカスらしくていいですね。
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★ 俺は地獄の部隊長 ★
日活映画「俺は地獄の部隊長」の主題歌。
オリエンタル・ムードのメロディーにボレロ風のリズム、
アキラの歌の魅力が満喫できる作品です。
(レコード発売昭和38年5月)
【管理者コメント】
イントロは凄い迫力感で迫り、ボレロの段々と迫る感じから
歌が始まります。映画の方は、さすがに日活ならではの戦争
映画を感じさせます。どこか日活アクションの匂いがあるの
です。どうしょうもないはみだし集団をまとめる部隊長。こ
の部隊長も実は修羅場をくぐり抜けて来た猛者であったとい
う設定。
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★ とかくこの世は住みにくい ★
日活映画「続・銀座の次郎長」主題歌として作られたもので
、星野哲郎の作詩、市川昭介の作 曲です。
川田晴久とダイナ ・プラザースのあの有名なテーマ・ソング
「地球の上に朝が来る」
のバリェーションのようで、そのス
ットボけたところ が、この映画にピッタリでした。
(レコード発売昭和38年10月)
【管理者コメント】
これがヒットした頃は、まだ「朝の浪曲」などの番組がラジオ
から流れていたと思います。この曲のイントロでその浪曲風の
三味線部分のアレンジがギターソロで流れて、その後、フルオ
ーケストラがかぶります。
「あ〜め〜の降る日は天気がわるい」のフレーズから始まる歌
に大阪のぼやき漫才の故人生幸朗師匠がかみついたことがあり
ます。「雨のふる日は天気が悪い…、そりゃどういう、こっち
や。雨の降る日は天気が悪いのんは、あたりまえやろ!」
「シェキニンシシャ出てこ〜い!」といった感じでした。
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★ 君 恋 小 唄 ★
シングル盤では「続・銀座の次郎長」の主題歌「とかくこ
の世は住みにくい」とカップリングで発売されたものです。
ぐっとくだけた小唄調をなかなか粋に歌っています。
(レコード発売昭和38年12月)
【管理者コメント】
チャカポコ、チャカポコと楽しいリズム感がある歌です。
男の気恥ずかしい純情を語る内容の歌詞です。
「あの娘がいるから いばらの道も 花に埋もれた恋の道」
小節の終わりの「みちぃー」と声が上ずるところが魅力です。
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★ 仁 義 無 宿 ★
この歌はシングル盤でも発売されていない曲です。仁義のた
めには恋も未練も振り捨てひとつ男の旅を行く股旅やくざの
心意気を力づよく歌った演歌です。
【管理者コメント】
映画『関東無宿』では、2番の歌詞が主題歌として歌われて
います。頑なに義理を通そうとして運命に翻弄された役柄を
演じたシブい作品です。 ドスを片手に殴り込んだアキラが
ドスを振り下ろすとふすまが割れて、真っ赤なホリゾントが
現れる歌舞伎の手法を活かした場面は有名ですね。
ちなみに裕次郎さんの初期の頃の映画『地底の歌』と同じ原
作です。
歌は、男心を切々と歌った男心がしびれる歌詞ですね。
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★ 恋の山手線 ★
柳亭痴楽の綴方狂室から「恋の山手線」に題材をとり、演
芸評論家の小島貞二が作詩、浜口庫之助が作曲したコミッ
ク・ソング。山手線の駅名が巧みに歌いこまれていて面白
い。メロディーは昭和25年にヒットした「僕は特急の機関
手で」に似ています。作曲者が曲を作るとき、 往年のヒッ
ト・ソングを想い出したのではないかと思います。
アキラが女性コーラスをしたがえてゴキゲンで歌っている
ところが目に見えるようです。
(レコード発売昭和39年3月)
【管理者コメント】
この曲は色んなバンドがライブなどで歌ってカバーしてます。
アルバムでは「モダン・チョキチョキズ」のがあります。
なにしろ、この曲で山手線の駅名をおぼえたんですから(今
は一駅多いです)。みごとな言葉遊びに感心します。後に出
る「自動車ショー歌」につながって行きます。
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★ 初 恋 ★
島崎藤村の「若菜集」の中にある有名な「初恋」の
詩に若松
甲が作曲した抒情歌謡です。琴、ハーモニカを使って明治の
時代色を出した安藤実親の編曲が印象的であり、明治時代の
ロマンチシズムをアキラがよく歌い上げています。
(レコード発売昭和38年11月)
【管理者コメント】
舟木一夫さんも同じ曲を歌っていますが、コロムビアの営業
方針だったのでしょうか(当時、同じ専属)。残念ながら、
あちらの方がヒットしました。でも、オリジナルはこちら。
情感もこちらが上です。何しろ『絶唱』もこちらが元祖です
からね(舟木さんも「絶唱」を歌い映画にもなりました)。
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★ 花と怒濤 ★
やくざをきらい、ツルハシともっこの土方稼業に生きる男
の意地と根性を描いた地方色ゆたかなアクション映画 「花
と怒涛」の主題歌です。「人生劇場」「怒濤の男」「柔」
など男の斗魂を歌った名作を書いている古賀政男がアキラ
のために はじめて作曲した作品です。
(レコード発売昭和39年2月)
【管理者コメント】
演歌そのものですね。初めて聴いた時はいやでした。
それまでのモダンなイメージがアッという間に崩れたのです
から。
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★ 男 一 筋 ★
「花と怒涛」と同じ映画の主題歌として作られた作品で、男
の意気地を力強く歌った演歌です。
(レコード発売昭和39年2月)
【管理者コメント】
この頃は東映でも任侠路線が当たって、それらの映画が数多く
作られようとした時期です。いわゆる我慢劇で、カタギになろ
うと足をあらったやくざが土地の悪いやくざの余りにもひどい
やり口に我慢ならず元の世界へ戻るべくドスを抜いて悪い奴ら
を蹴散らすという設定。
歌は潮来の太鼓をイメージさせるように太鼓の音がうまくアレ
ンジされて雰囲気を盛りあげます。
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★ 知らん顔 ★
アキラはマイト・ガイであると同時に、ギターを弾き、
詩を書き、時には作曲もするというナイーブな一面をも
っています。「知らん顔」は彼の作詩ですが、なかなか
面白い詩です。闇に向かって俺の恋人どこにいるかと聞
いてみたが、 夜はすまして知らん顔をしていた……とい
うのは大変に洒落ていると思います。
「君」も彼の作詩したものです。また「俺は雑草」とい
う作品もあります。
(レコード発売昭和39年7月)
【管理者コメント】
アキラさんの作詩なので、詩の内容から察するにこの時
期に何らかの迷いがあったのかと勘ぐってしまいます。
ちょうどこの頃、ひばりさんとの結婚の前です。
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★ 君 ★
「知らん顔」の解説でも述べましたように、この歌はアキラ
の作詩したものです。
霧が流れる港の桟橋で別れを惜しんだ恋人をはるかに偲ぶマ
ドロスの歌。市川昭介の曲はウエスタン調。
【管理者コメント】
これも同様に勘ぐってしまいます。
「渡り鳥・流れ者」シリーズが終わり、栄光の日々が陰りを
帯びて来た頃(でも、人気はダントツ)でもあり、港にたた
ずむ君を栄光の日々に例えたのでは・・・と。
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