あのころが俺を呼んでいる4

 小林旭さんの芸能生活50周年キャンペーンは、2004年の秋から始まりました。東京国際フォーラムでの記念コンサート(「50周年記念コンサート」としてDVD化)を皮切りに、大阪・愛知でも行われた。並行してファン投票により選ばれた「マイトガイ・アキラ・コレクション」DVDが全25タイトル発売された。
 それらの一環として、新星堂チェーンでDVDまたはCDを購入すると「小林旭50周年記念  マイトガイ上映会&トークショー」のイベント招待券が抽選で当たる。イベントが行われた銀座ヤマハホール(旧館)には当日(2005年3月30日)、早くからファンが詰めかけていた。
 なにしろ、映画『夢がいっぱい暴れん坊』(ビデオ未発売)が上映され、ミニ・コンサートがあり、その上トークショーまである。ファンにとっては垂涎ものです。会場ロビーでは映画DVDや歌のCDが販売されていた。熱心なファンがそれらを時間をかけて吟味する。ファンにとっては夢のような時間です。その会場も今は当時の姿を残していない。だから「あの頃・あの頃・あの頃」です。

 会場のヤマハホール

入口の案内表示入口の案内表示

 スタッフ入口スタッフ入口

ロビーに集うロビーに集うファン

 マイトガイコレクションDVD

マイトガイ・アキラ・コレクションマイトガイ・アキラ・コレクション

 50周年記念コンサートDVD50周年記念コンサートDVD

夢がいっぱい暴れん坊のスチール夢がいっぱい暴れん坊のスチール

夢がいっぱい暴れん坊のスチール夢がいっぱい暴れん坊のスチール

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 会場にはステージにスクリーンが据えられ映画スターならではの期待感がみなぎる。そんな中でツイストのリズムで『夢がいっぱい暴れん坊』のタイトルが映しだされる。旭さんが歌う「ペパーミント・ツイスト」がバックに流れツイストを踊る若者達がアバンタイトルとして流れる。
 本編が始まると、銀座の空に大量の宣伝ビラをまくセスナ機が飛んでいる。1枚のビラをひろう次郎(小林旭)の父の長郎、ビラには「世界の話題 レストラン 銀座貴族」と新しい店の宣伝。それも「レストラン ジロー」の真ん前。一大事と駆けつける寿司屋のオヤジやバーのママ、松の湯の秀ちゃんの心配をよそに、当の次郎は熱海の温泉に居た。
 テンポよく運ぶアキラ・ワールドに会場のお客さんもすっかり陶酔している様子。

 映画が終わると「トークショー」が始まる。進行役は娯楽映画研究家の佐藤利明氏。話の内容は日活時代の仲間の話や、子供の頃の戦争体験の話。生の旭さんを目の前(すぐそこ)にして舞い上がっていた私は話の中身を殆ど憶えていない。ただただ、その幸せな空気感を味わっていた。
 トークショーが終わると、カラオケで生歌の披露。「自動車ショー歌」と50周年記念曲の「翔歌」、本来はこの2曲だったが、おまけにもう1曲歌って頂けた。ところがその曲を憶えてない。舞い上がっていました。どなたか記憶されてる方、教えてください。旭さんが今日はご機嫌だからと、2曲の予定が3曲になったというのが印象的でした。
<6/8 追記>
 歌って頂いた不明の曲を教えて頂きました。生粋のアキラファンであるヒムロさんからの回答です。もう1曲は「昭和恋歌」をアカペラで歌ってくださいました。本当に、この時の楽しさが昨日のように蘇ります。ヒムロさん、情報をありがとうございました。

小林旭さんスミマセン、自粛で一部のみです。

☆いつかまた、このように小林 旭さんを身近に感じられるファンミーティングが訪れることを祈ります☆